大野まさき
しごと・くらしサポートステーション視察/学生と自立ステーションつばさ訪問
昨日朝から、地域の夏季ラジオ体操の3期目がスタート。お盆休み明け、また学校夏休みが開ける直前の時期ということもあってか、お盆前の時期(今年の学校夏休み開始直後)よりも児童の参加数、大人の参加数も若干増えました。
その後午前中は議会の健康福祉常任委員会の市内視察として、ベルブ永山4階にある「しごと・くらしサポートステーション」を訪れました。
まず、永山公民館視聴覚室にて担当者からの説明、質疑応答。その後同ステーションの見学を行いました。
健康委員会では今回の任期2年間のテーマは「大人のひきこもり」で、昨年度の決算審査における市側への予算編成に向けての提案として、当時引きこもりの相談窓口が「生活困窮者等支援事業」と「子ども若者育成支援事業」と分かれていたのを「一本化するべき」としていました。
それを受け市側は今年度から「生活困窮者等支援事業」側に相談窓口を一本化しています。その事業を市から委託をされ行っているのが「しごと・くらしサポートステーション」です。
私からはコロナ禍における影響を尋ねましたが、積極的な訪問活動ができなくなってしまったことや、ひきこもりの度合いが高まってしまった例があることなどをご説明いただきました。
午後はインターン学生のHさんと合流し、まずは多摩市役所へ。議会事務局にお願いして議場を見せてもらったり、市役所内にある行政資料室を私が案内したりしました。
夕方からは共に障がい者グループ「自立ステーションつばさ」を訪れ、代表の藤吉さんやメンバーの皆さん、介助者の皆さんから、映像も含め、つばさの活動についての説明や学生側から予め出された質問に対して答えていただきました。
印象的だったのは、藤吉さんはかつて養護学校に通っていましたが、「横断歩道の渡りかた、信号について、歩道と車道の区別なんてわからなかった。」「一人で生きていくなんて養護学校、今は特別支援学校では、前提にされていないから。」ということでした。
つばさでは、障がい者と健常者が同じことを平等に一緒にできることの一つとして、一つの太鼓を向かい合わせで叩く「八丈太鼓」を活動の中でも取り組んでいます。(私自身は時折「つばさバンド」のベースやキーボードも担当し、メンバーが作った曲のベースラインを私が考えて弾くこともあります。)