大野まさき
フードバンク・子ども食堂/電磁波 勉強会に参加して
16日金曜日は子ども教育常任委員会の勉強会に委員外議員も参加できるとのことで、参加しました。
フードバンク・子ども食堂について話を聴く機会でした。
まず、フードバンクTAMAのスタッフの方から取り組みについて伺いました。フードバンクTAMAは事務所が日野にあり、東京西部の地区で活動。現在、約30名の組織登録者がいるものの、4名のみが配達に携わり、完全ボランティアとのこと。約30社の企業・組織、他に農家や個人からも食料が寄贈されている。食品供給先は現在は約200箇所、多摩市内へは5箇所の拠点へ配達され、個人家庭40世帯とのこと。
子ども誰でも食堂については、多摩市社協の方々が説明。市内には社協ボランティアセンターが把握しているもので現在12箇所の子ども誰でも食堂があるとのこと。しかしコロナ禍で、4箇所が活動中止、2箇所が食品提供、4箇所が弁当提供のみ、2箇所が制限付きの運営ということでした。
フードバンクTAMAの方からの話で印象的だったのは、「果物は贅沢品として普段食べていないので横ばれる。柿を初めて食べたという子がいた。」
「子どもの場合、発信もできず、投票権もない。置かれた状況に耐えるしかない社会的弱者。」「個食は高齢者だけでない。食事を与えられない子どもの存在がある。」「食が満たされて初めて精神的・体力的に余裕ができ、勉強もできることとなる。」という話でした。
17日土曜日は会派「ネット・社民の会」主催の「5GとGIGAスクール構想 勉強会」に参加しました。講師は電磁波問題市民研究会の網代太郎さんでした。電磁波と健康問題、 5Gについて、GIGAスクールについて、基本的に知識と問題点について学ぶことができました。我が会派「フェアな市政」から
は岩永さんがスタッフとして参加、私の他に2名のメンバーも皆参加、市民の方々や地域外の方々も参加されていました。
共産党の橋本さんも発言されていましたが、市議会には5G基地局アンテナ設置の問題で陳情が出されています。来月6日の生活環境常任委員会で審議されますが、電磁波問題についても丁寧に向き合っていきたいと思います。
