大野まさき
一般質問行いました。
昨日の一般質問は同会派フェアな市政のメンバーのうち、私と折戸さん、しらたさんが午後の時間帯に続きました。
(質問の様子は以下の動画の冒頭からご覧ください)
https://www.youtube.com/watch?v=GbgcsqhrDCI
最初の質問項目「日野市元副市長実刑判決からの教訓について」では、「単なる隣接市の事件と捉えるのでなく、多摩市庁内と外郭団体のコンプライアンス向上機会としてこれまでの対応を見直す時とすべき」「影響力のある人に忖度したり、遠慮することが前提となる市政であってはならない」ということを念頭に質問で取り上げました。
フェアな市政では以前、鎌倉市へ庁内コンプライアンスについて視察したこともあり、鎌倉市で行われている「外部の専門家の活用」について、(https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/compliance/torikumi.html#gaibu_katsuyou)多摩市も同様な取り組みを検討すべきと唱えてきた経緯もあります。
多摩市では現在、弁護士資格のある法務担当職員がおり、何か相談や内部通報にあたることがあればその職員へ相談できる仕組みはあります。しかし、庁内組織での相談ということになることから、通報や相談する市職員の立場に立てば実際の相談はし難い環境のままではないかと考えます。
今回も改めて外部相談窓口の設置を提案しましたが、具体的に検討を行う内容の市側の答弁はありませんでした。
2つ目の質問項目のニュータウンのレガシーのついては、「市制施行また多摩ニュータウン入居開始50年となったことから、この機会に市の多くの地域を占めるニュータウン地区ののこれまでとこれからを考える機会とすべき」と自身が思ったことと、「多摩センターにあるレンガ坂の改修工事(https://www.city.tama.lg.jp/0000014118.html)を行うとされているが、ニュータウンのレガシーとしてのレンガ坂を簡単に変えてはならない」という趣旨のご相談を市民の方からいただいたことから、今回の質問の中で取り上げました。
ニュータウンのレガシーについてどう考えるのか質したところ、「オープンスペースの均等な配置、公園や自転車歩行者専用道路を骨太に連担させたメリハリのある空間形成」「多様な背景の市民と共に様々な意見を交わし、施策に活かしていくことを長年積み重ねてきた経緯」といったことが挙げられました。
レンガ状のタイルが敷き詰まった遊歩道が、多摩センター駅からパルテノン大通りやその周辺地域に続いている様について、「大事なものとして捉え、そこに価値を置いて暮らしている人がいることを重く受け止めるべきであること」、「そのデザインを貴重な遺産として捉えるならば、コストや維持管理に課題があったとしても、それらを優先する代わりに、新規の公共施設設置や建替えは二の次にする位の覚悟と決意が本来必要であったはずではないか」という思いが私にありました。
しかし、現在の市としてはレンガ坂については「これまでもこれからも常に時代の要請に適切に対処をしながらまちづくりを進めていくこと」「今まであったものを次の世代に望ましい形で残していくこと」という考えに立ち、「大幅な計画変更は難しいが、軽微な変更や、歩行者や自転車の更なる安全確保などについては一部変更の対応も検討する」という答弁でした。
追加の工事説明会が11日に行われるとのことで、これに私も参加しようと考えています。https://www.city.tama.lg.jp/0000014225.html
3つ目の質問項目コロナ禍で影響を受けた困りごとの対応については、4日・5日に多摩市困りごと相談会が行われることもあり、その前に市が認識している課題や認識の概要を確認しておきたいという思いから取り上げました。
時間の関係もあり、女性の課題では済まない性暴力の根本的な部分で「男性自身の自己肯定感を高めていく必要性と女性センターと他部署の連携について」、「コロナ感染した身体障がい者の入院について、付き添いの問題等の対応があったと思うが、その際の対応はどうだったのか」についてのみ短時間でしたが、再質問しました。
