大野まさき
中間の本会議など
市議会は13日月曜日に今定例会の一般質問の最終日で同会派の折戸さんの質問がありました。14日火曜日は休会日となりましたが、会派メンバーと市側で本日17日からの決算審査で行う総括的質疑に関してヒアリングを朝から行いました。昨日15日水曜日朝のアピール活動では、伊藤しゅんすけ衆議院議員のチラシを配布しながらのアピール活動を多摩センター駅前で単独で行い、早目に切り上げ、市議会本会議に臨みました。
昨日は今定例会中間の本会議で、それは通常の定例会では多摩市議会では行われず、定例会最終日に委員会審査についてはかることになっているのですが、今回は今月いっぱいで清水教育長が任期満了を迎え、次期教育長についてはその任につかないことを表明されたこともあり、新教育長任命を行っておく必要があること、それから、一般質問の前に今定例会は委員会審査を行なったというタイミングもあり、昨日の様な中間の本会議が行われました。
新教育長については、かつて多摩市の教育部指導主事などを務め、現在は市立多摩中学校長の千葉正法さんを任命したいということだったため、全会一致で可決されました。
「多摩市総合福祉センターの老人福祉センター事業を老人福祉法及び関連通達を遵守する運営に関する市民政策の提言」についてはしらたさんが趣旨採択の立場から、「多摩市みんなの文化芸術条例の制定について」は可決の立場から岩永さんが、「多摩市和田の厚生荘病院の閉院計画を中止して、病後児保育事業を継続するよう一般財団法人愛生かいと東京都に働きかけることをお求める陳情」については趣旨採択の立場から私が、それぞれ会派を代表して登壇しての討論を行いました。
午前中で本会議は終了しましたが、その後も可能な会派メンバーで残って、決算審査に向けた作業やヒアリングを続けました。
私は一昨年と昨年、予算決算特別委員長として、議事を担当しても質疑ができなかったため、今回は久しぶりに一委員として質疑を行える立場となり、そのこともあって今回の会派の総括的質疑は私が担当することになっています。
昨年はコロナ禍となった年度でもあり、当初の予定と大きく異なってしまったことが多いと思われる一方、気候非常事態宣言を市と議会が出す等、従来の日常からの転換を呼びかける取り組みも始められようとしていたとも言えます。
その意味では、コロナ禍で新しい生活様式が求められることが、気候非常事態に対応する活動にとってはむしろその啓発を推進し得る条件が入ったとも言える状況もあったのではないかとも会派としては思っています。
今が非日常で、しばらくしたら日常が帰ってくると考えがちですが、従来の発想を転換しなければならない価値観、特に格差がさらに拡がった状況から何を考え、公として何を優先させるのかという視点からの取組みが求められると考えますので、その視点からの問いかけをしていきたいと考えているところです。
