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  • 執筆者の写真大野まさき

代表質問通告内容

 2月は本日でお終い。この間の活動としては、先月後半から先日まで、党東京都23区総支部チラシと私の活動報告チラシを組み合わせたものを市内でポスティングする作業に追われることが多かったですが、先日何とか配布を終えました。

 明日から多摩市議会は3月定例会が始まります。私は今回の定例会では会派の代表質問を担当することになりました。3月2日(火)午前10時から私の質問が始まる予定です。


 今回の私の質問で強調したいポイントとしては、

・コロナ禍という状況から何を学んだのか。今後それをどうしようとしているのか。

・市民の命と暮らしへの影響を受けた訳だから、そのことを見つめれば、自ずと取り組むべき施策や施策の優先順位が出てくるのでないか。則ちそれは格差、孤立、日常生活を守る 対応のためにどうするのかが市政でも問われているはずということではないか。

ということです。


 また、

・現市政の目標として掲げられている「健幸まちづくり」が身体面の健康政策だけでなく、市施策全般の目標、庁内横断的に打ち出しを行う取り組みであったのではないか。(誰もが生きがいを感じられるまち)

→健幸まちづくりをどう市施策全般に渡って体現させるかの視点。これがないと市民には健幸まちづくりに取り組む意義が理解されない。

といったこと等も訴えたいと思っています。



以下、通告書の内容です。


1.「健幸まちづくりのさらなる推進」に対して


(1)「多摩市健幸まちづくり基本方針」と関連して


 「第1 市政運営における基本的な考え方 3 健幸まちづくりのさらなる推進」に関連してまず伺いたい。

 「多摩市健幸まちづくり基本方針」では、「健幸まちづくりは、市民の誰もが健康で幸せに過ぎせるまちを目指して、健康と幸せを獲得しやすい環境を整えていく取り組みです。」、『健幸とは、「健康」と「幸せ」の両方が備わり、自分らしく毎日いきいきと暮らしている状態と定義します。』、『多摩市が目指す健幸都市とは、「第五次多摩市総合計画・第2期基本計画」に示された「身体面での健康だけでなく、それぞれに「生きがいを感じ、安全・安心に暮らすことができ、子育て中であっても、障害があっても、子どもから高齢者まで、誰もが幸せを実感できるまち」で有り、言い換えれば、「世代の多様性があり、市民の誰もが生涯を通じて「健幸」である都市」です。」とそれぞれ記載されている。しかし、健幸まちづくりの理念としては「市民の誰もが」とあるものの、これまでの具体的な取り組み対象が高齢者の健康課題に偏っていないだろうか。「誰もが幸せを実感できるまち」を打ち出した取り組みについてどうなっているのか。「多摩市健幸まちづくり基本方針」では、多摩市の健幸まちづくりの目標が『世代の多様性があり、市民の誰もが生涯を通じて「健幸」である都市の実現』とされていることからも気になる。


①「世代の多様性については、今回の「施政方針」の中で「若者世代・子育て世代が幸せに暮らせるまちの基盤づくり」が「健康まちづくりのさらなる推進」の中の項目で記されてはいる。しかしこのコロナ禍の影響で貧困等への対応について、健幸まちづくりとの関連や政策の打ち出しもなされるべきではないかと思うが、どう考えているか。

②これまでも健幸まちづくりと関連して取り上げるべきではないかと訴えてきた障害者差別問題との関連においても改めて確認したい。健幸まちづくりが部署横断的に取り組まれるものとして認識しているが、例えば障害者差別解消問題だと障害者政策の中で括られる傾向となってしまいがちで、広く人権問題としての認識や取り組みの広がりになっていないのではとも感じられる。健幸まちづくりの観点からのアプローチが強調されれば障害者差別解消問題について、より明確に部署横断的に、また、より市民や事業者、様々な団体に対しても課題と差別解消の必要性をより認識してもらえるものとなるのではないかと期待する。考えを伺いたい。

③健幸まちづくりと「気候非情宣言」や環境との連携を意識した取組みも必要ではないかと考えるが、どの様に考えるか。

④健幸まちづくりの取り組み評価に関する指標について伺いたい。何を持って成果があったのか、なかったのかがわかりにくいという指摘はこれまでもあったと思うが、これについてはどの様に考えているか改めて伺いたい。「多摩市健幸まちづくり基本方針」では、「健幸都市・多摩の実現に向けての課題は、高齢者数や高齢者人口割合の急増への備え」、「実現した健幸都市を維持するための課題は、若い世代の流入及び定着の促進」とある。となると、高齢者人口の割合を高めないということが追求されるべき目標であるとも受け止められないか、その様な単純な内容で留めて良いのか。目標である「多様な市民が生きがいを感じ、安全・安心に暮らすことができること」を示すことが何らかの指標で具体的にできることが一番望ましいと思うが、それをどう把握していくのか。

⑤「安全・安心に暮らすことができること」という視点に関連して、市内のこの1年間の自殺者数、また、孤独死数の推移はどうなっているか。

⑥引き続き「安全・安心に暮らすことができること」という視点に関連して、目指すべき居住支援のあり方について、特に高齢者の住替え、多摩市版地域包括ケアシステムとの連携の観点から考えを伺いたい。


(2)「市民・地域と行政との新たな協働のしくみづくり」について


①施政方針にある『令和3年度は、地域共生社会の実現に向けた「(仮称)地域委員会構想」、多摩市版地域包括ケアシステムの構築に向けた一体的な取組みと併せて、「健幸まちづくり」を地域や市民一人ひとり取組みとして定着させていきたい』とする具体的な流れ・内容について伺いたい。

②地域委員会構想における地域担当職員の配置についてはどの様に準備・検討されているのか。進捗状況を伺いたい。

③例えば街路樹と公園内樹木、法面と遊歩道の管理、大栗川だけでなく乞田川のゴミ拾い等の浄化作業などにおいて課題を感じている。その様に環境やまちづくりの市民協働や市役所内部署横断的取組み必要性の認識について伺いたい。



2.「このほかの重要課題への対応」について


(1)庁内組織に係る内部改革の推進の取組みについて、市政方針の中で触れ

られているが、将来につながる市役所組織のためにどう考えているのか。


(2)日本医科大学多摩永山病院の移転・建替えにかかる課題について


①「日本医科大学と、協力、連携しながら、移転・建替え事業の実現に向けて、努力」と施政方針には記載されているが、具体的にどうしたいのか、意見、提案が明確には見えない。どの様にしたいと考えているか。

②「多摩市公共施設の見直し方針と行動プログラム」、市財政問題の観点からから見た移転・建替え事業への協力の課題はどの様に分析されているのか。



3.その他


(1)「多摩市女と男の平等参画を推進する条例」がある自治体として、また、政治家としての阿部市長の立場から、森(前)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の女性蔑視発言問題についてどの様に捉えているか、お考えを伺いたい。


(2)「第2 目指すまちの姿の実現に向けて 3 みんなで楽しみながら地域づくりを進める」まち」の中で、新型コロナウィルス感染症が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会運営や多摩市の取り組みへどの様に影響するのか予測が難しいということが触れられているが、現状を鑑み率直に大会開催に対しどう捉えているのか、伺いたい。



 

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