top of page
検索
  • 執筆者の写真大野まさき

12月定例会一般質問通告/ヤングケアラー講演会・シンポジウム/たまこまネットと市との懇談など

20日日曜日に行われた松戸市議選に向けて、同党仲間で4年前もお手伝いをした岡本ゆうこさんの選対長的役割を今回務めました。その関係で選挙準備作業や政治活動において尽力し、選挙期間中は公務等で多摩市に戻る時以外は事務所に単独で泊り込んだのですが、2期目の当選を果たすことができました。

地域内外の多くの人たちのご協力、この4年間、本人が地域の人たちへきちんと活動報告を届けてきたこと等が勝因と思われます。引き続き地域での政治活動を頑張っていただきたいと思います。私も単にお手伝いをしただけで終わらせず、今回の経験をどう自身の活動に活かすのか、応用していきたいと考えています。


21日月曜日は12月定例会で行う一般質問の通告を行いました。

通告内容は下記の通りです。

(以下、通告内容)

1 地球温暖化対策としての過度な暖房使用の抑制について

市内在住の大学生より、以下の相談を受けた。

「私は多摩市内に在住の大学生です。地球温暖化による様々な影響を考え

て、皆が自分ごととして真剣にこの問題を捉え、現状のままではなく、より

具体的に効果のある取組みをすぐにでも進めなければならないと考えている

者です。地球温暖化対策の省エネ政策として、例えば冷房設定温度を28℃にすべきといった働きかけはあるものの、暖房について削減する積極的な取組みが感じられません。近年では暖冬傾向に関わらず、多くの人が利用する公共空間においても設定温度が高目に設定され続け、無駄なエネルギーを消費していることになっていないでしょうか。「温室効果ガスインべントリオフィス全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト」を見ると、二酸化炭素排出量の内訳は冷房が2.6%、暖房が15.9%を占め、暖房が冷房の約6倍となっていることがわかります。そのため、暖房を削減することを訴えることの方が効果的ではないかと考えます。

 国は暑い夏季に節電を呼びかけていると思いますが、熱中症警戒アラートが出される程の危険な暑さの中では、冷房を節電するよりも、暖房についてこそ節電を呼びかけることの方が効果的であり、無理もないのではないでしょうか。「十分な暖房が必要」という方もいらっしゃると思いますが、全ての方を対象に必ずしも行き過ぎた暖房使用に頼らなくとも、服装で寒さ対策を行うことを呼びかけるべきで、行き過ぎた暖房使用が前提とならずとも良いのではないでしょうか。本当に寒い状況でなくとも「冬季でつけるべき時期だから」ということで必要以上に暖房が付けられている状況が放置されているように感じます。そうした状況こそ改善すべきで、それが為されることで地球温暖化対策としての有効な対策となるのではないでしょうか。」


 上記の相談を受け、「多摩市気候非常事態宣言」を出している本市も何らかの具体的なアクションが取れるのではと私も考える。

 本市の地球温暖化対策において、酷暑の中、冷房使用抑止を広く呼びかけることは、クールシェア等の取組みを実際に呼びかけ、実践している背景から難しいと考えるが、先述した必要以上の暖房使用の抑制について、広く市民や市内事業者等に呼びかけていくことは、季節が冬であっても暖かい日が増えてきていると思われる中、現実的に取組む余地があるのではないかと考える。

 例えば、気温20℃となっているのに、季節が冬であるということで、特別に配慮が必要なご家庭や施設等でもないのに、当たり前に暖房をつけることが前提になってしまっている事態が見受けられると思うが、事業者も含む市民に対し、本市も幅広く注意喚起や啓発を行っていくことを考えられると思うが、これについてどう考えるか。


2 ファミリーシップ制度等について

 本市では、「多摩市女と男の平等参画を推進する条例」第3条に定める理念に基づき、多様な性的指向(好きになるのは男性か、女性か、どちらもか、いずれでもないか)・性自認(自分の性をどうとらえているか、いないか)に対する理解が未だ十分に進んでいない中で、生きづらさを感じているLGBTQ+当事者等への支援として、「多摩市パートナーシップ制度」を今年2月から導入している。都でも今月から「東京都パートナーシップ宣誓制度」の運用が始まった。他市ではファミリーシップ制度を導入している例も見られる。「多摩市女と男の平等参画を推進する条例」を活かす観点から以下、伺いたい。

(1)パートナーシップ制度について

①本日現在までの制度活用例はどうなっているか。

②TAMA女性センター等での相談で同制度等への相談例はどうなのか。

③事実婚への対応や、他市や都の連携についてはどうなっているのか。

④ファミリーシップ制度の導入の考えはあるのか。

(2)共同親権について

 ①本市での相談例はあるのか。

 ②国で様々な議論があるが、市長のこの問題についての考えを伺いたい。

(3)学校と連携した性教育について

 ①今年度のTAMA女性センター実施の出前授業の予定はどうなっているか。

 ②今後の取組みについての考えを伺いたい。

(以上、通告内容)


22日火曜日は関戸公民館で行われた「健幸まちづくりシンポジウム・児童虐待防止啓発講演会〜ヤングケアラーにきづき、つなぐために〜」を観にいきました。

立教大コミュニティ福祉学部助教の田中悠美子さんが講師として講演、シンポジウムでは同講師の他に、市の子ども家庭支援センター、教育部、しごと・くらしサポートステーションの職員等が入って意見交換されました。

ヤングケラーのきづきと支援にどう繋げていくのかだけでなく、該当すると思われる子どもにどう接していくのかのアプローチ、子どもだけでなく、若者にあたる世代のケアラーへの支援体制の必要性などの大事な点について話を聴くことができ良かったと思いました。


23日勤労感謝の日は先日選挙を終えた岡本松戸市議と今回私が一般質問で取組むテーマの一つ「ファミリーシップ制度」等について意見交換と、選挙片付け作業を一部お手伝いしました。


24日木曜日午前は、「多摩市困りごと相談会実行委員会」改め「多摩市困りごと相談ネットワーク(通称:たまこまネット)」と多摩市生活福祉課・福祉総務課との懇談を行いました。

たまこまネットとしては今年、一昨年と昨年に実施した「多摩市困りごと相談会」自体は開催しないものの、通年で相談を受け付けられる相談体制のネットワーク化を図っていきたいと考えています。

また、市役所窓口が閉まる年末年始に住まいや食料が無い等の困りごとを抱えた人への相談体制について、多摩市としてどのように臨むのかが気がかりでした。

今年の年末年始については、一昨年と昨年行っていた12月29日のしごと・くらしサポートステーションの臨時開館は行わないものの、12月29日から1月3日までの期間においても市役所宿直室への問い合わせ等があった場合の体制については、課長も含み生活福祉課の中で輪番制をとって対応できるよう待機するとのことです。(因みに一昨年、昨年とも年末年始における相談は0件でした。)

たまこまネットとしては、年末にかけて各駅頭での宣伝活動、市掲示板等へのポスター貼り、通年対応できる新パンフレット(各相談窓口連絡先一覧など掲載)を配布等に取組むこととなります。

同日午後は、一般質問に向けた市側とのヒアリング、事務作業等を行いました。


写真は、今週末多摩市男女平等参画フェスティバル2022実行委員会主催で行われる「ともフェス」の案内パンフレットです。

「自分らしく生きられる社会へ」を掲げて岡本松戸市議も選挙戦に挑みましたが、ある意味その中で訴えていた要素が集約されたようなイベントが多摩で行われるとも言え、私も是非見てこようと思っています。



閲覧数:17回0件のコメント

最新記事

すべて表示

この間、自身や仲間の政治活動に関わる作業や自治会の来年度総会資料作成等に追われてました。 市議会3月定例会の一般質問については以下の内容の通告書を提出しています。 1 多摩市版地域包括ケアシステムの今後等について 「誰一人取り残さない」という理念を掲げた「多摩市版地域包括ケアシステム」(以下、多摩市版地域包括ケア)について、これまで私も何度か質問等で取り上げてきたが、全ての市民を対象にした部署横断

bottom of page