大野まさき
12月議会一般質問通告書を提出
11月30日から始まる多摩市議会12月議会での私の一般質問の通告書を提出しました。
内容は以下の通りです。
1 ウィズコロナを踏まえた計画・政策の在り方等について
(1)宝野公園等の今後について
3月議会の一般質問で質問予定だった「宝野公園の今後について」改め
て取り上げたい。宝野公園を、人工芝、夜間照明施設、防球ネットフェン
ス、クラブハウス、駐車場などを設置した施設にしたいとする「宝野公園
球技場整備計画案」が、NPO法人サッカー協会から市側に提案されていた
が、周辺地域からの異論が強く、計画実施については見送られたと聞いた。
またコロナ禍にある中、今後の他の計画等について同公園の今後の在り
方についてどの様に市側に認識されているのかも気になる。
そのため、状況と課題について整理したいため、以下、伺いたい。
① 上記の経緯と現状について確認したい。
② 今後の同公園の在り方や再整備予定について伺いたい。公園施設長寿命
化計画、体育施設個別施設計画等、何が今後上記計画以外に予定され、市
側が同公園の将来についてどの様に考えているのか。
③ ②の内容に含まれる諸計画の進行、それらの上位計画である「多摩市公
共施設等総合管理計画」自体のコロナによる影響はどうなのか。
(2)障がい者差別解消の合理的配慮の具体的な実践等について
① 今年度の第2回多摩市医療的ケア児(者)連携推進協議会では、災害
時の障がい者の避難についての協議が行われた。実際に昨年の台風19号
の際に福祉避難所として、災害弱者の受け入れや地域の避難所しての対応
も行った都立多摩桜の丘学園の経験について、協議会メンバーでもある同
校の先生からの説明もあった。
コロナ禍で複合災害の視点から、自宅避難の必要性が説かれることが増
えた一方、ケアが必要な立場から障がい者等の災害弱者こそが避難所を使
うことを前提に、福祉避難所の対応についての取り組みを進めることが必
要でないかと考える。
障がい者等の当事者が避難所となり得る多摩桜の丘学園に、同校関係者
だけでなく市内に住む障がい当事者が災害時に駆けつける避難場所として
の側面から、見学したり、実際に訓練を行ってみること、その上で課題や
要望をどう対応するのかを検討する機会を設けていくことを私も以前から
質問等の機会に求めてきているが、改めてそうした機会の創出を求めたい。
方針を伺いたい。
② 障がい者用駐車場がお店建物の2階等にある場合、折角そのためのスペ
ースを2階に設けていたとしても、電動車椅子を利用する方が乗るハンデ
ィキャブの車高が高いため、高さ制限で入庫できない例が市内であったと
障がい者当事者から聞いた。このお店のケースの場合、店側に事情を説明
したら、別の搬入口近くのスペースに停めて乗降できる様にはなったとの
ことだが、実際に声が上がる前にそうした配慮が本来ならば当初からなさ
れる様、啓発の必要性を感じる。
合理的配慮を進める啓発についての活動は、現状はどうなっているのか。
コロナ禍での影響もあろうかと思われるが、今後どの様に啓発を展開して
いこうと考えているか。
(3)生活保護受給者への無料低額宿泊所への誘導について
多摩市の生活保護受給者が利用することがあるという無料低額宿泊所を
実際に見学させていただいた。その施設の場合は個室のみで、本市として
も利用者を配慮することを前提にしているため、悪い環境の宿泊所を運営
をしている様な貧困ビジネス事業者へ丸投げをすることはしていないと説
明を受けた。しかし、実際に見学させていただいた施設では、食堂での食
事や入浴に際しての時間の制限、門限の設定はなされていた。
アパート探しを市がサポートして初めから行う例はこれまでにあるのか。
また、無料低額宿泊所自体が嫌で保護受給を諦めてしまう例を最近の状況
の傾向としてよく聞くが、本市における実態はどうなのか、伺いたい。