大野まさき
9月議会の運営と日程について・「HPからSNSへ」LINE活用の可能性について視察
昨日朝は多摩市との境界にお住まいの八王子市側の団地にお住まいの方のご相談で現地へ行き、お話を伺いながら対応方法についてご相談しました。
その後は多摩市役所へ向かい、予算決算特別委員会理事会に出席。委員長として議事を行いました。コロナの三密を防ぐため、9月議会時に行われる決算審議審査時に控える職員の入替時間を設け、かつ残業とならない様、委員の質問時間の上限30分という設定を時間短縮すべきという提案が出され、理事会メンバーで協議してきていましたが、監査委員を選出している会派である日本共産党多摩市議団から、元々監査として質問できない立場の監査委員の分の質問時間削減を申し出ていただいたことから、款ごとに説明や待機する職員の入れ替え時間を3分とすることとなり、そうした内容を正式に方針として決定する場となりました。
その後は議会運営委員会。9月議会の日程や運営方法、上記の決算審査について最終的に確認・決定し、今後議会改革で取り組む内容等についても協議されました。私の一般質問は9月7日(月)の2番目(11時頃から)と決まりました。若い世代への包括的性教育の必要性、公契約条例を持つ自治体としての意義と方向性について、それぞれ質問を行います。
昨日午後は会派メンバーの岩永さんが元々話を聴く約束に、私としらたさんも同行してLINE株式会社を訪れ、元民主党衆議院議員で現在は LINE公共政策室マネージャーを務める村井宗開さんからお話を伺い、勉強させていただきました。
コロナ禍において、オンライン教育の必要性やタブレット等を配布してどう自宅学習を進められるか等が多摩市議会でも盛んに議論されていますが、真のオンライン化は、国民の『HPからSNSへ」の変化に対応することでないかと村井さんは指摘されています。
10代の意インターネット利用時間は圧倒的にSNS利用時間が多い、パソコン自体を持っていない人も多い。20代でもSNS利用時間が多く、全世代的にもホームページ閲覧よりもSNS利用時間が増加していて、SNSが主要な情報取集ツールとなってきています。
総務省の平成30年度の調査では、ツイッターとフェイスブックのユーザーを足しても
LINEのユーザーが最もSNSの中で多いとのこと。
そのため、オンライン学習でハードばかりに予算を用いず、生徒のためにソフトへ目を向けるべきでないか。また、行政としてSNSによる簡易で申請しやすい申請システム、SNSを用いたAI問い合わせ窓口の作成など、市民に便利でわかりやすい利用が可能となることに大きな力を発揮する例や可能性についても具体的に聴くことができました。
市関係者はぜひ積極的に問い合わせて欲しい内容だと思います。
